飛び込み訪問販売のターゲットについて

2022/8/16更新

飛び込み訪問販売のターゲットについて

多くの飛び込み訪問販売の場合におきまして、テリトリーの設定は無く毎日、営業先を変更して飛び込み訪問販売を続けていると思いますが、今回はそのターゲット先について思う所を書いてみようと思います。

先ず、地域によって飛び込みの訪問販売の営業マンが良く訪問する地域とそうでない地域が有るようですが、所得水準とか地域性を別に致しますと、車を停めやすいかどうかの違いが大きいような気が致します。

パターンとして多いのが、一台の車に3~5名の営業マンが分乗しまして、先ずは本日、飛び込み営業を行なう地域に移動して、適当な場所に駐車を致しまして、それから営業活動を開始する場合がかなり有ると思います。

そうしますと駐車違反の事が気になってくるのでして、駐車料金を出してくれない企業も少なくなく、また駐車違反をしてしまっても会社は費用を負担してくれませんから、営業マンを一人残しておく訳にも行かないですから、どうしても車を停めやすい場所を選んでしまう場合が多くなってしまいますよね?

駐車違反の取締りが民間委託になる前ですと、30分毎にチョークが引かれていないかを見に行けばなんとか回避できたのですが、今はものの3分あれば処理が終わってしまいますので、そう簡単にはいかなくなってしまいましたね。

そうしますと、必然的に公共の無料駐車場から歩いていけるとか、ある程度市街地を離れて路上駐車しても大丈夫そうな所での、飛び込み訪問販売を行なう事が多くなってしまいます。

飛び込みで訪問販売を行っている営業マンの方で感じている方もいらっしゃると思いますが、営業マンの訪問が頻繁で家庭では、いちいち相手をしていられませんし、断り方も慣れています。

逆に少ない家庭では、慣れていないせいか上手く素早く断る事も出来ない場合が多いようですので、営業マンとしては出来るだけ他の営業マンが訪問していない地域を見つけて訪問したほうが効率が上がる可能性が高いと思いますよね?

そうなりますと、駐車しにくい他の営業マンのあまり回ってこない場所にターゲットを決めれば良さそうな物ですが、駐車違反の事も有りますし、そもそも多くの訪問販売の飛び込み営業の場合はロケーションを感に頼って行なっている場合が多く、一度訪問した地域は当分の間は営業をかけないパターンが多いですので、そこまでのロケーションを考えている場合はすくないと思います。

ここで私の考えを少し書いておこうと思いますが、飛込みでの訪問販売の基本は途中で訪問する家を飛ばさないで訪問する事なのですから、ターゲット地域についても一日単位から月単位で考えて、一度スタート地点を決定したら、とにかくそこから北上していくとか南下していくとか、西を目指すとかで途中を飛ばさないで訪問を続けて行くと、飛び込み訪問販売の営業マンが良く来る地域もそうでない地域も全て訪問出来る形になってくると思います。

この方法ですと、少なくともその日の気分でターゲットとする地域をおおまかに朝決めて、駐車しやすそうな場所を見つけて営業を開始するよりは営業効率は上がってくると思います。

ただ残るのが駐車場所の事で有りまして、とある企業では管理職が営業マンを現場で下ろして、昼とか夕方になると集合場所に戻ってきて営業マンを回収していくようなやり方を取り入れている企業もあるそうですね?

追伸
アポなしの訪問販売の飛び込みは年々効率が落ちてきているようで、テレアポを併用したりして効率UPを考えていまして残っている方はこれからも減ってきてしまうのではないでしょうかね?

営業力が無いと出来ない営業の最たるものが訪問販売の飛び込み営業と言われていまして、新入社員の研修でやらせる企業も存在するって聞いています。

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