ビジネススニーカー

2022/8/16更新

ビジネススニーカー

今回のコラムではビジネススニーカーについて色々思う事を書いて見ようと思いますが、高温多湿の日本で、尚且つ営業マン(内勤営業マンを除いて)は、暑い日も外を歩き回って客先を訪問するのが仕事ですから、蒸れる革靴(ビジネスシューズ)から、ビジネススニーカーが一般的になる日もそう遠くは無いのでは無いでしょうか?

特に、個人宅相手の飛び込み営業マンがそうですし、法人向け営業の場合でも靴を脱いで客先先に上がる機会が多い場合では、夕方にもなりますと靴を脱いで客先に上がりこむのに、考えてしまう営業マンも多いのでは無いでしょうか?

私が思うにはクールビズを推奨しまして(その昔に省エネルックってもの有りましたね)、涼しい格好でノーネクタイや半そででの仕事に着目された割に、何故かビジネススニーカーへの着目は少なかったような気がしますが、風通しの良いビジネススニーカーは夏場の営業活動には必需品になる日も来ると思っています。

そもそも夏が近くなってきますと、水虫のテレビコマーシャルが沢山放映されるって事はそれだけ日本には水虫の人が多いって事であると言っても良いと思いますが、その中でも昼間の間ずっと革靴を履いている人が圧倒的に多いので、水虫人口に占める営業マンの割合は相当高いのは間違いないのではないでしょうか?

つまり(風が吹けば桶屋が儲かるじゃないですが)、日本の営業マンにビジネススニーカーが流行する→水虫が減るの図式が成立しますよね?

だいたい、高温多湿の日本では西洋文化が入ってくるまでは、草鞋、下駄、雪駄などの蒸れとは無縁の履物を履く文化だったのが、ビジネスの世界ではすっかり革靴の図式が定着してしまっていますが、わざわざ水洗い出来ないビジネスシューズを履くのはどうなんでしょうかね?

私自身、何処にも訪問しないで誰にも会わない時にはスニーカーを履いていますが、一度ビジネススニーカーを履いてしまいますと、その快適な状態ですっかり気分も軽くなってしまうのでして、いずれ営業マンの一部から流行ってきますと、いずれ多数派になると確信しています。

もうひとつついでに書きますと、ビジネスシュースは元々皮製が多く、価格もそれなりにしますが、ビジネススニーカーも今は未だ、価格的には高めの設定になっていますね。

それでも販売数や需要の関係で高くても売れ始めているのですが、やがて一人が何足もビジネススニーカーを所有するようになりまして、数が出てきますと価格もずっと下がってくると思いますので、多分 普及率が10%を超えた辺りで、一気に広がるのではないかと思います。

追伸
今は、地味な色で無地の物ばかりですが、営業マンが様々な色や柄のネクタイを締めるように、ビジネススニーカーも緒戦はズックなんですからバリエーションが増えてきたり、ネクタイや背広とのカラーコーディネーションが楽しめるようになりましたら、ビジネスの現場もカラフルになって来るでしょうね?

追伸2
電車やバスを使って移動する営業マンは、想像以上に歩いているのでして、10キロ以上毎日歩いている営業マンもざらにいると思います。
一日歩く距離を考えますと、歩きやすい疲れない靴を着用して営業に回ったほうが営業効率が上がるのは当たり前の話ですが、何故か今までビジネスマンの靴が話題に上ることが少なかったのは少し不思議な気が致します。

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