販売テコ入れとキャンペーンの関係

2022/8/14更新

販売テコ入れとキャンペーンの関係

販売実績が伸びず売上が思わしくないと、テコ入れをするのは当然の事ですが。

販売のテコ入れで営業マンを締め付けるだけの会社より、何かキャンペーンなり販売施策を考えてくれる会社のほうが、営業マンの事を思っている会社のような気もしますが、やってはいけない販売テコ入れキャンペーンもありますね。

販売キャンペーンの種類としては、販売価格を下げるとか、オマケをつけるとか、紹介キャンペーンとか、展示会や内覧会を行ってキャンペーンにするとか色々あるとは思います。

その中でやってはいけないキャンペーンとは、キャンペーンは期間を区切って行いますが、キャンペーンが終了したらキャンペーン開始前より、さらに売れなくなってしまうキャンペーン、つまりお客がキャンペーンをやっていないと買わなくなる状態になってしまったり、別の見かたでは、営業マンがキャンペーンを利用して楽をして販売する事になれてしまって、販売する能力が落ちてしまうような内容の場合です。

そうなってしまいますと、年中キャンペーンをやる羽目になりますし、場合によってはキャンペーン内容も徐々に大きくしなければならなくなってしまいますね。

良いキャンペーンは
しかるべき時期、タイミングで効果的に行なうべき、それだけなのです。

追伸
販売不振のテコ入れに下手なキャンペーンをやって不要なキャンペーン経費をかけて、販売促進に結びつく事もなく、やらないほうが良かったキャンペーンのほうが成功する場合より多いのではないでしょうか?

キャンペーンによって、見た目の売上高が増えたとしても、粗利益を低下させてみたり、経費が利益を圧迫してしまったり、営業マンや業務社員の残業が増えてしまったり、見た目の売上UPだけの目を奪われてしまうと、キャンペーンの成否が分からなくなってしまいます。

売り上げ不振時にキャンペーンを始めることは、間違っているとも正しいとも言えないのですが、少なくともキャンペーンに関しては、終了してから全ての結果を把握して検証する必要があるのです。

検証に関してはキャンペーンにか費用などを出す事は勿論ですが、キャンペーンが終わってからの売上の落ち込みがある場合も多いので、キチンと検証が必要です。
このキャンペーンが終わってから、売上が落ち込んでキャンペーンで伸びた分の売上がそっくり落ち込んでしまって仕方が無く、次のキャンペーンに突入してしまう事も往々にしてありますが、それだけは避けたほうが良いでしょうね?

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